コミュ障を治したい人がやめるべき7つの癖
コミュ障であることに苦しんでいませんか?
私は仕事柄これまで多くのコミュ障の人と関わってきました。
その中でコミュ障の人には無意識にやっている癖があることを発見しました。
そこでこの記事では、コミュ障を直すために今すぐやめるべき癖を紹介します。
何か新しいことを始める必要はありません。あなたがこれまでやってきたことをやめるだけでコミュ障は治せます。
ぜひ最後まで読んでいただき、コミュ障で悩んでいる日々にさよならしてくださいね。
コミュ障とは何か?
そもそもコミュ障とはどういう状態を言うのでしょうか?
コミュ障は「コミュニケーション障害」を略した言葉です。
コミュニケーション障害は身体障害や精神障害に起因する実際の障害として使われる場合と、ただ単に人付き合いが苦手という意味で使われる場合があります。
例えば、「常にどもる」「突然感情的になり取り乱す」などは障害による可能性が高く、その場合は医療機関に相談した方が良いでしょう。
一方で、
・会話に上手く入ることができない
・話すときに緊張して頭が真っ白になる
・自分の意見や主張をハッキリ言えない
などはコミュニケーションをとるのが苦手という意味でのコミュ障と考えられます。
そしてこちらのコミュ障で悩んでいる人には先述したように無意識でやっている癖があります。
過去を気にする癖
コミュ障の人は過去にあった出来事をトラウマとして考える癖があります。
「発表の場で失敗したから」「友達からいじめられたから」このような出来事をコミュ障の原因として結びつけようとします。
確かにその過去がなければ今みたいなコミュ障になっていなかったと考えたくなる気持ちはわかります。
しかし、過去は過去。過ぎ去った出来事を今から変えることは誰にもできません。
変えられないのであれば考えたり気にしたりするだけ時間の無駄です。
過去を気にして時間を費やすより、これからどうするかに時間を費やした方がよっぽど有意義ではないでしょうか。
コミュ障に悩んでいる人は過去を気にする癖を少しずつやめるようにしましょう。
他人の目を気にする癖
過去と同じように変えられないものがもう一つあります。それは、他人です。
コミュ障の人は他人の目が気になってしまい上手く話せない、積極的に会話に入れないということが多くあります。
しかし、他人があなたをどう思うかはその他人が決めることです。あなたが気にしたところで、他人が変わってくれるわけではありません。
また、「あの人に嫌われているかも」と心配する人がいますが、実際に相手がそう思っているかどうかは聞いてみない限りわからないですよね。
わからないこと、変えられないことを気にして人とのコミュニケーションを避けていては永遠にコミュ障のままです。
むしろどう思われているかわからないのだから、好きなように振る舞ってしまおう。それくらい開き直った気持ちで接してみてもいいのではないでしょうか?
話し下手だからコミュ障と考える癖
コミュ障の人の中には「自分は話し下手だからコミュ障なのだ」と考える人がいます。
そう考えて話し方の本を読みあさったり話し方教室に通ったりして努力している人もいるでしょう。
確かに、コミュニケーション能力の高い人というのはじょう舌で話し上手のイメージがありますよね。
しかし、本当に話し下手だからコミュ障なのでしょうか。よく考えてみてください。
あなたは一方的にペラペラ喋る人と、あなたの話をしっかりと聞いてくれる人とだったらどちらと仲良くなりたいですか?
おそらく後者ですよね。そしてこれはコミュ障の人に限らず一般的にも同じです。
つまりコミュ障を治したいのであれば話し上手になろうとするよりも、聞き役に徹する努力をした方がいいのです。
話し上手になるためには今から頑張っても相当な時間と苦労がかかるでしょう。
一方で聞き役に徹することは今すぐできます。また、話すことは相手に任せてしまえばいいので、あなたの労力は半減します。
コミュ障を治すためにも話し上手でなければいけないと考える癖をやめましょう。
「コミュ障だから」と言い訳する癖
コミュニケーション能力を上げるためには、とにかく人と接する機会を増やすことが大切です。
荒治療感は否めないですが、強制的にオフ会などの集団に参加してコミュ障が改善したというケースもあります。
ところがほとんどのコミュ障の人は「自分はコミュ障だから無理」と言って人が集まるところを避けようとします。
コミュ障を治したいと考える反面、治すのに一番効果的な場所からは離れようとしているわけですね。
他にも、
・接待を任される
・飲み会に誘われる
・親戚の集まりがある
などせっかくコミュ障を改善する機会があるのに「コミュ障だから無理」とみすみす見逃していることも少なくありません。
「コミュ障だから無理」と言い訳するのではなく「コミュ障だからこそやろう」と考えるようにしましょう。
完璧主義の癖
コミュ障の人は完璧主義の癖があり、そのためになかなかコミュ障が治らないことがあります。
例えば、聞き役に徹することが大事だと考えそのように振る舞ってみたものの、いまいち相手の反応が良くなかった。
こういう時に、完璧主義だと「やっぱりダメだった」と上手くいかなかったことばかりに目が行きがちです。
しかし、コミュ障の改善は一朝一夕にいくものではありません。「完璧にできなかった」と諦めてしまうのではなく、少しでも行動できた自分をまずは褒めてあげましょう。
そもそもコミュニケーションの取り方に完璧などという絶対的な評価はありません。
いろいろ試してみて上手くいかないなと思ったらやめればいいし、少しでも手応えがあったら続けてみる。
そんな感じで肩の力を抜いて完璧を目指す癖をやめてみましょう。
コミュ障を治したい思う癖
この記事をご覧になっている方はコミュ障を治したいと思ってここまで読んでくれたことでしょう。
しかし、最初に述べた通り一般的に言われているコミュ障は実際の障害ではなく、あくまでも「苦手」という意味に過ぎません。
苦手は治すものではなく克服するものです。治療は治るかどうかわからない部分がありますが、苦手は努力さえすれば誰でも克服できるのです。
「治したい」というのはどこか他人任せなところがあります。少しの言葉の違いかもしれませんが、「治したい」を「克服する」に変えるだけで一気に他人事から自分事に感じるのではないでしょうか。
そのため、コミュ障は治すものではなく、克服するものと考えましょう。
まとめ
ここまでコミュ障の人に共通する7つの癖を紹介しました。
コミュ障を治すためにあれこれテクニックを身につける必要はありません。
まずはコミュ障に陥ってしまうマイナスの癖をすべてやめる。それだけでビックリするくらい人と関わる苦労が減り、コミュニケーションを取るのが楽しくなります。
ぜひご自身のこれまでの行動や考えを振り返ってみて、本記事で紹介した癖がひとつでもあればやめるようにしてみてくださいね!
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