オリエンタルランド、正社員賞与7割減 ダンサー配置転換
東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドが約4000人いる正社員と嘱託社員の冬の賞与を7割削減することが14日、分かった。業務が無いダンサーなど一部の契約社員には配置転換を要請し、合意できなければ退職を促す。人件費を圧縮し、新型コロナウイルス下の業績悪化に対応する。
正社員と嘱託社員は早期退職など人員削減をしない代わりに、冬の賞与を当初計画比で7割減らす。現在の同社の賃金制度で社員の賞与削減は初めて。
新型コロナウイルス下でTDR内のイベントが軒並み中止し、契約社員のダンサーや出演者は業務が無いか激減している。こうした従業員の大半に対し、園内の窓口業務などに移るか、手当を受け取り退職するか選択してもらう。対象は1000人程度とみられる。
既に数百人在籍するダンサーに対し、来春まで業務は無いと伝えている。イベントの再開時には能力次第で復職できる可能性もあるという。
アルバイトに対して、平均賃金の8割程度を支払ってきた休業補償を10月以降は6割程度に引き下げる。雇用調整助成金などを使い、労働基準法で定められた平均賃金の60%以上という基準から上積みしてきたが、9月末で終了する。
役員報酬も削減する。6月に代表取締役が30%減、取締役が20%減などの減額を発表しているが、もう一段削減する。
既に正社員やアルバイト、契約社員に伝え始めた。オリエンタルランドは正社員と嘱託社員が約4千人、アルバイトや契約社員が約2万人働いている。TDRは新型コロナの感染拡大で2月末から休園。約4カ月後の7月1日に再開したが、感染防止のため1日あたりの入園者数を通常の半分以下に制限している。
休園などが響き、2020年4~6月期の連結最終損益は248億円の赤字だった。同社は21年3月まで予定していた大規模なイベントをほぼ全て中止すると発表。厳しい事業環境を踏まえ、人員整理や報酬カットなどを検討していた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63801580U0A910C2000000/?n_cid=SNSTW001
オリエンタルランド労働組合のツイート
ディズニーだけの問題ではなくショービズ全体への問題

Hidesuke
オリエンタルランドも苦難ですね。
同じショービズとしても世界的に有名なサーカス団、シルクドソレイユは6月末に経験破綻となってしまっています。
コロナ前の年間収入は1000億円を超えていたそうです。
人間の力など、驚異の前に簡単に崩壊してしまうんですね。

米津玄師がみせた新たな希望の形
以前、このハタラキテノコエでもお伝えさせて頂いたことが有ったかと思いますが、アーティストの米津玄師さんが人気ゲームフォートナイト内でライブをしたのは記憶に新しいところです。
この中で米津さんは下記の通りのコメントを残しています。

今回のイベント開催に対する想いを語った。米津は「今回このライブに至るまでにいくつかの大きな出来事がありました」と切り出し、新型コロナウイルスによるライブツアー延期、そして中止となったことが「もっとも大きなひとつです」とコメント。
さらに「待ってくれている人を残してバラバラになって、捨てざるを得なかったライブツアーに変わるものを探した結果、実験的にこういうカタチでライブをやってみようと、そういう決断をするに至りました」と、ライブツアーが開催できない無念や待っているファンのことを想って、今回の新たな試みに至ったことを明かした。
そして「未曾有の出来事を前に私のような音楽家にできることはそう多くはありません」「変わっていく時代の中でより新しく、それでいて美しい一瞬をみんなと共に過ごしていたい……そういう想いをいだきながら、今ここに立っています」
引用元:https://futabanet.jp/articles/-/81881?page=1

Hidesuke
日本を代表するアーティストのみなさんもも苦悩の中にチャレンジしています。
ただ、この米津さんのチャレンジの中にヒントが隠れている。
私はそう感じています。
オンラインなくして困難を乗り切る方法はない。
みなさんはDXという言葉を知っていますか?
DXとはデジタルトランスフォーメーション。
※どうやったらそう読めるのかはわかりませんw
DXを一言でいえば、デジタル化によって世の中の行動様式が変化する。
行動のイノベーションだと思っていただければいいと思います。
代表的なものでいえば・・・
みなさんもよくご存じのAmazon
買い物をデジタル化することで、買い物の在り方そのものを大きく変えてしまいました。
飲食業でもコロナ禍に入ってからはUberEatsや出前館も、その一端を担っているように感じています。
そして音楽アーティストの世界でもYouTubeを活用したプロモーションで無名のアーティストが、突如としてトップシンガーになったり、デビューするしないに関わらずレコード会社を通さない楽曲販売などが盛んに行われています。これもいわばDXにあたるのではないでしょうか?
全てはDXできないからこそ、リアルの付加価値が上がる。

Hidesuke
米津さんのライブは私も息子とフォートナイトの中で見ましたが、想像以上に面白かったです。
だからこそ、リアルの価値はより高くなるのではなないでしょうか?
例えば、ディズニーでこれをやるのであれば『ディズニーチャンネル』でプレミアライブか何かをしたとして、リアルでプレミアライブを開催する。ただし、人数はコロナが感染しないほど絞る。
本当に好きな人であれば『割高の値段設定でも行きたい』のではないでしょうか?
飲食店でも私がもう30年以上よく利用している個人で経営している食堂でも、店内15席もないに関わらず、いち早くUberEatsを導入しています。客の入場制限をしていても、いつも以上に繁盛しているように見えます。
大切なのは『誰に。何を。どのように。』
私自身もマーケティングをかじるものとして、世の中がコロナによって変化したからこそ、もう一度マーケティングの基本に立ち返る必要があるのだと感じています。

Hidesuke
この記事の最期にも書いたのですが、仕事も人生も行き当たりばったりでは、袋小路に迷い込み青天の霹靂を食らいます。
少しでも先を見て未来に資する働き方をデザインしてみてはいかがでしょう?
今の現状が過去の原因だというのであれば、未来を作る原因を今作っていくべきじゃないかなと感じています。
世の中の変化の前では誰もが苦悩し、泣き、痛い思いをする。
誰かと比べて、誰がいいとか悪いとか互いを罵り合うよりも、自分らしく生きようと決めてしまったほうが精神的には楽なことを私は知っています。

Hidesuke
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