すき家バイト。味噌汁被って大やけど。従業員は救急車呼ばず、自分たちは悪くない!Twitterの反応は?

すき家バイトで大やけど 営業継続、自ら救急車―傷痕残り女性提訴・東京地裁

 牛丼チェーン大手「すき家」の店舗でアルバイト勤務中に転倒し、高温のみそ汁をかぶって大やけどをした東京都内の女性(23)が、店内の安全確保が不十分だったとして、同社に1000万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴したことが分かった。女性はやけどの後に自ら救急車を呼び、病院に搬送されたという。

 11月に開かれた第1回口頭弁論で、すき家側は安全配慮義務違反はないとして、請求棄却を求めた。
 訴状などによると、女性は2018年7月、東京都品川区のすき家店舗で接客や配膳の担当中に転倒。スープジャーが置かれた台に接触し、中に入っていた大量のみそ汁が体に掛かった。
 他の従業員は、やけどに苦しむ女性を客席につながる通路からキッチンのシンク前まで連れて行ったが、すぐに救急車を呼ばず、接客や調理などを継続。女性は自ら呼んだ救急車で病院に搬送された。
 背中から右太ももまでが熱傷と診断され、約3週間入院。傷痕が広範囲に残った上、退院後も1年以上の通院を余儀なくされたという。取材に対し、「飲食店で働くのが怖くなった。同じことが起きないようにしてほしい」と話している。
 女性側は、店内の床がこぼれた麦茶でぬれていたため、滑って転倒したと主張。従業員は配膳を急ぐなど多忙で、麦茶が拭き取られないまま放置されたのが事故の一因だとしている。また、スープジャーが台に固定されていなかったため、事故を防げなかったと訴えている。
 すき家側は答弁書で、事故当時、床はぬれていなかったと反論。女性が履いていた靴が滑りやすかったため転倒した可能性が非常に高いとして過失を否定し、他の従業員も本部の上司からの連絡を待っていた状態で放置はしていないと主張した。取材に対し同社は「コメントを控える」としている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121900199&g=soc

これまたひどい話ですね・・・。
すき家側は安全配慮義務違反はないとして請求棄却を求めるって・・・。

今日はこの件について、Twitterの反応と何が問題なのかを考えてみたいと思います。
それでは宜しくお願い致します。

Twitterの反応

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必要な経費を掛けて経営できないなら、その事業は経営破綻している。

この問題は、とかく設備とか床のほうに目が行きがちですが、それよりも何よりも、従業員がすぐに救急車を呼ばなかったことのほうが問題かと。

安全を軽視しているという点で、『十分すぎるくらい安全配慮義務違反』というのが今日の視点。

店の運営にしても車の運転でもなんでもそうですが、仕事に事故はつきものです。
不注意や環境により防げないこともあるでしょう。

ただ、車の運転の場合、人に当ててそのまま放置してたらひき逃げです。
必ず怪我人の安全確保と救急通報、あと二次災害の防止が運転手に義務付けられます。

車の運転とすき家のバイトは違うという人もいるかもしれませんが、基本同じで、本来、どの職場においても労災事故が起きた場合、被災者の救済、治療が最優先事項です。

私は前職時代に有機溶剤などの危険業務に関する採用相談に対応していたので、第一種安全衛生管理者を取得しているのですが、特に近年では飲食店での災害が増加傾向にあって、厚労省でも平成26年に 飲食店の労働災害防止マニュアル というものを出しています。

ツイートの中で「自己責任」という表現がありましたが、残念ながらそれには該当しません。
そこで働く従業員である以上、社員やアルバイト等の雇用形態に関わらず、勤務中の事故は労災ですし、労災は会社の責任です。

飲食店の労働災害防止マニュアルより抜粋引用

今回事故の起きた店の規模はわかりませんが、飲食店においても常時勤務する人数が従業員が10人以上の場合は安全推進者の配置が望ましいとされています。

飲食店の労働災害防止マニュアルより抜粋引用

また、仮にひとつひとつの店舗の規模は10人以下だったとしても、なん百なん千も事業所を持つ、大手企業が安全配慮義務には当たらない=「うちは悪くない」という姿勢では、上場企業としてコンプラ意識が低すぎるんじゃない?という感想です。

床が濡れていた状態を放置したとかスープジャーが固定されていないということも問題ではありますが、本来、講じなければならない安全対策をおろそかにし、尚且つ、怪我人を放置した店および運営会社の社会的責任を追及されるのではないでしょうか。

ちなみに安全配慮義務とは、従業員が安全かつ健康に労働環境を確保するため、企業が負う義務のことで、2008年に施行された労働契約法第5条によって明文化されました。
安全配慮義務を怠り、労働トラブルや事故が発生してしまった場合、企業は多額の損害賠償請求を受ける可能性すらあるわけです。

正社員であろうとバイトであろうと人を雇い入れたら法的責任が課せられます。
車の運転手が交通ルールを知らぬ存ぜぬでは通らないように、企業も人を雇えば知らぬ存ぜぬでは済まないことを知って欲しいと思います。

ブラック企業が日本経済を悪くしている

ブラック企業では、残業代払ったら赤字になるなんて豪語している経営者をたまに見かけましたが、 本来、払うべき金銭を払わず、不当に搾取したりコストカットをすることで、不当に製造原価や販売価格を下げるのはチート行為で、いってしまえば不当競争しているようなもの。

それでは真面目にやっている企業がバカをみてしまいます。

中国がウイグル人を不当労働をさせているとして、世界的にバッシングを浴びていますけど、ブラック企業やってることはそれと大差ないのです。

もし、本来かかかるべき必要な経費を払って赤字だというのであれば、それは経営者の責任で、その事業は既に経営が破綻しているといっても過言ではないので遠慮なく退場してもらうべきだと思います。

冷たいようですが、そうやってチートを使うブラック企業を無くしていかなければ、社会としての労働環境は一向に良くなりませんし、賃金もまた上がらないのは当然かなと思います。

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